次はLesson6-5基本テクニック部分で学んだライン・フリル・ドットです。
ラインは基本テクニックの中でも技術の差が最も出やすいものです。
逆に言えば、ラインさえうまく描けるようになれば、どんな繊細なデコレーションも手の込んだデザインも出来るようになります。
レースだけではなく、レタリングもラインテクニックの応用となります。
このように、基本テクニックの上達により作品の幅が広がりますので、ラインの練習方法の一例を動画で確認していきましょう。
アイシングデコレーション・ライン・フリル・ドットの練習方法
■練習のポイント■
①練習用のライン・ドット・フリルなどを描いた紙を用意する
まずはこちらの用意から始めましょう。
ラインの練習用の用紙は販売もしていますが、紙にペンで模様を描くだけなので、自分で手作りすることもできます。
- いろいろな幅の直線
- 細かいジグザグ
- 曲がりの角度が急な曲線(例:Uやある程度の長さのある波模様)
- 様々な大きさの円
上記の例を基本模様として、これらを組み合わせたドロップ型や簡易なレース模様なども練習には最適です。
繰り返し練習することが大切なので、ある程度の数を用意します。
②用紙の上にOPPシートをのせ、テープで止める
こうすることで、用紙を何度も繰り返し使え、用紙とシートがずれにくくなります。
さらに、ラインが美しく描けているかどうかは、用紙を外せばラインのみ確認できるので、上達も分かりやすくなるでしょう。
ラインを引く際のポイントは、「アイシングの固さ」と「クッキー(練習の際はOPPシート)との距離感」です。
直線のラインや、大きめの円を描く場合は、この動画よりも少し距離を離して書いても良いかもしれませんね。
このような細かい感覚は練習を積み重ねてどんどん磨いていきましょう。

