次はハートのクッキーにベースを塗り、様々な模様をデコレーションしていきましょう。
- 基本のドット
- ドットの応用のハート
- ストライプ
- ストライプからの矢羽根
- リップ
これらを一度にご紹介します。
基本のドット
■ドットのポイント■
①ベースが乾く前に、均等な間隔で同じ大きさのドットを置く
このとき、ベースが乾いてしまうとドットが浮き出てしまうので、素早く作業するようにします。
②ドットは中央縦から等間隔に置き、右側から互い違いになるようにおいていく
このとき、ランダムに置くよりも、真ん中→右側→左側と規則性を持って描いていくときれいな間隔でドットが描けます。もちろん利き手などの要因もあるので、やりやすい方から行って頂いても構いません。
③描き終わったら、クッキーをそっと持ち優しく”トントン”と軽く打つ
ベースの時は横に揺すりましたが、模様を描いた時は縦にトントンすると模様が崩れにくくなります。
ウエットオンウエットのハート
■ハートのポイント■
①ベースが乾く前にドットと同じやり方で点を描いていく
②スティックでドットの少し上から、ゆっくりと引っ掻くように縦にひっぱり、ドットをハートの形にする
このとき、最初の入り方はゆっくりと、最後はすっと素早く力を抜くことがポイントです。また、ハートの形に変えたら毎回スティックを上げ、アイシングが付いているようならスティックを拭きましょう。これによりアイシングの色が混じらず美しく仕上がります。
ボーダー&矢羽
横縞を引いてそのまま乾燥させるとボーダーに、乾かないうちに素早くスティックなどでひっかくことにより矢羽のデコレーションとなります。
■ボーダーのポイント■
①ベースが乾く前に、等間隔に同じ太さの線を描いていく
このとき、縦方向が引きやすい人はクッキーを横にして上から下に線が引けるように、横方向の動きの方がやりやすい人はクッキーをそのままの方向で描くとよいでしょう。
※2色にしたい場合は、ストライプ同士の隙間を少しあけ、ちょうど真ん中にもう一本ずつ線を描いていく方法があります
■矢羽根のポイント■
①ボーダーを描いたらスティックで上から下に引っ掻いていく
このとき、クッキーの大きさに合わせて事前に線の間隔と本数を決めておきましょう。
間隔が狭すぎると模様が細かくなりすぎて美しく描けません。
スティックの動かし方は、ハートの時と同様、最初はすこしゆっくり目に入り最後はすっと抜きます。一回ずつスティックに付いているアイシングを拭き取るようにします。
②上から下の線の間に、次は下から上に引っ掻いていく
このとき、等間隔に間に線を描くようにすると美しく仕上がります。
同様に一回ずつスティックについているアイシングクッキーを拭き取るようにしましょう。
③等間隔になるように端までしっかり描く
デコレーションを終えたら平らな場所でしっかりと乾燥させましょう。