基本のアイシングができるようになったら、いよいよ手作りクッキーにアイシングしてみましょう。クッキーから手作りすれば、形も味も自由自在です。
通常のクッキーレシピではアイシングが固まりにくかったり、クッキーが途中で割れてしまう、アイシングを塗ったら甘すぎたなど、そんな経験のある方はぜひこのレシピで挑戦してみてください。
アイシングクッキーに最適な手作りクッキー
■材料■(作りやすい分量)
・小麦粉(薄力粉) 250g
・無塩バター 100g
・粉糖(砂糖) 80g
・卵 1個
・打粉 適量
■作り方■
生地を作る
①小麦粉はあらかじめ2~3回ふるっておき、バターは室温でやわらかくしておきましょう。
②ボウルに①のバターを入れ、白っぽいクリーム状になるまですり混ぜます。その後、砂糖を2~3回にわけて加えながら、さらに混ぜ合わせていきます。
③ ②に卵を少しずつ加えながら、よく混ぜ合わせます。卵を一度に大量に加えてしまうと、バターとうまく混ざらないため少量から入れ始めるのがコツです。
④次に、ふるった小麦粉を加えます。小麦粉を加えたら、木べらかゴムベラに持ち替え、切るようにして、さっくりと混ぜ合わせましょう。混ぜすぎるとグルテンが発生し粘りが出るため「切るように」混ぜることがポイントです。
⑤ ④の生地を一つにまとめてラップにくるみ、冷蔵庫で1~2時間ほど休ませます。
※生地を保存する場合は、ラップに包んで保存用の袋に入れ冷凍保存しましょう。1ヶ月程度は保存可能です。生地を解凍するときには、冷蔵庫内で自然解凍しましょう。
成形する
※生地を休ませている間にオーブン鉄板にクッキングシートを敷きます。
形成に入る前に170度で余熱を始めておきましょう。
⑥まな板やテーブルなどに打粉を敷きます。これにより生地がまな板などに付きにくくなります。打ち粉をする前にラップを敷いても良いです。
⑦ ⑤の生地を冷蔵庫から取り出し、台の上におき、めん棒で厚さ3㎜ほどに伸ばしていきます。この際もめん棒に生地がつかないように打ち粉をすると良いでしょう。
⑧厚さを均一にしたら、型抜きをします。アイシングにはクッキーの表面が平らなほうが作業しやすいため、表面をさわりすぎないことがポイントです。クッキーの抜き型にも粉をまぶしておくと、生地がきれいに抜けます。型抜きしたものから天板に敷いたクッキングシートの上に並べていきましょう。
※思い通りのクッキー型がない場合・・・クリアファイルなどを使って型を作り、生地をナイフで切り抜く方法もあります。オリジナルの形にしたいときなどには、この方法が最も簡単でやりやすいです。
オーブンで焼く
⑨あらかじめ、オーブンを約170度に熱しておいたオーブンに、クッキーを並べた天板を入れ、約12〜13分焼き上げていきます。
⑩焼きあがったらクッキークーラや網などに上げて、よく冷まします。この時、湿気を含まないように十分注意しましょう。
■焼いたクッキーは完全に冷ましたあと、乾燥剤などと一緒に密封できる缶や瓶に入れて保存します。常温でも保存可能ですが、2週間くらいで食べきるようにしましょう。
■ココアパウダーなどを混ぜてクッキー生地をアレンジする場合は、同量の薄力粉と置き換えます。


