市販の着色料は、ある程度の基本色がセットになっている場合もあります。
粉末状の赤・緑・黄(国産)は料理にも使用されるため、一般的なスーパーマーケットでも入手可能です。
よりさまざまな色合いを楽しみたい場合には、製菓用品の専門店か通信販売を利用するとよいでしょう。

絵の具のように、2色以上を混ぜ合わせて別の色を作ったり、ベースになるアイシング(白)の量を加減して濃淡を出したりと、さまざまな彩色が可能です。
いろいろ試しながら、イメージの色ができた場合にはメモをとってレシピを蓄積していきましょう。

人に教えたり、自分の作品を創り出すときの財産となります。

様々なカラーパレット・カラーガイド

流行のアイシングやフロスティングは、様々なところからカラーガイドやカラーチャートが出ています。
着色料を購入すると着いてくるものもあるので、自分好みのカラーを見つけていきましょう。
ここでは、日本人好みのソフトカラーのカラーガイドをご紹介します。

暖色パレット

カップのアイシングクリームに爪楊枝で赤をとり、かき混ぜた状態。

1.　赤1滴

2.　赤4滴

3.　黄49滴

4.　黄10滴

5.　赤2滴と黄22滴

6.　赤6滴と黄8滴

7.　赤45滴と黄80滴

寒色パレット

カップのアイシングクリームに爪楊枝で青をとり、かき混ぜた状態。

1.　青4滴

2.　青12滴

3.　青58滴

4.　緑1滴と青1滴

5.　黄1滴と緑1滴

6.　黄20滴と緑10滴

7.　緑80滴と黄3滴

8.　青3滴と赤4滴

9.　青50滴と赤110滴

テキスト通りに作ってみても、写真の色と違うことなどはよくあります。
やはり何事も経験が重要です。

作成途中でアイシングが足りなくなったり、着色し直して途中で色が変わることなどないよう、着色する際は一度に色を作ってしまいましょう。

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